長男と長女のこと(日常)その4
お隣に住む山田さんが外壁の塗装工事をしています。
家の周りは道が狭く、トラックが止まっていると、他のお家の車が車庫入れしづらい。。
我が家では、夫がいない日中は車庫を使わないので、
「良かったら、うちの車庫を使って下さい!」と
お声がけさせて頂きました。
「本当?助かります!」と、山田さんに言って頂き、
お節介オバサンにならなくて良かったなぁ、と思っていました(笑)
数日後、山田さんが家に来ました。
「うちは年寄りと、息子しかいないからね。
良かったら、食べるの手伝ってくれないかな?」
と、お煎餅の詰め合わせを持って来てくれました。
明らかにわざわざ用意してくれた感じの物なのに、
「食べるの手伝ってくれないかな」
と、こちらに気を使わせない、気が利いた言葉に感動しました。
長男とムスメと頂いた煎餅を食べながら、お隣さんの話をしたら
「僕はトラックがお隣さん家に止まっていたから、
うちの車庫にお隣の車が止まっていても、車庫貸したんだなって感じだったよ。」
……。
息子よ、その通り。
まぁ、工事しているから見れば分かるか♪
「いやいや、妹は全く分かっていなかったよ。
『あれま。
お隣さん、車を間違えてうちに止めているよ。
ちょっくら間違えてますよって言ってくるわ』
って言ってたよ。」
……!!
しまった!ムスメには言っておくべきだった!
明らかに動揺したわたしを見て、長男が
「いや、言いに行ってないから大丈夫。
お隣さん工事しているから、うちの車庫に止めさせてあげたんだよって
話したから。
危機一髪ってやつだから。
……。
もう一枚煎餅食ってもいい?」
いくらでも食べなさい!!
ナイス長男☆
そんなやり取りを見ていたムスメが
「確かに。兄ちゃんが行くなと言わなかったら、わたしはお隣さん家に行ってたね。
それは間違いない。
……。
母ちゃんは、お隣さんの気を使うんじゃなくて、利かすみたいなところに
感動しただかなんかって言ってたじゃない?
それについてさ。
母ちゃん、意味が分からないことで感動してるな。
早く話が終わらないかなって思っていたんだけどさ。
でもね。
確かに、煎餅の美味さには感動したからさ。
わたしもさ。もっと食べてもいいかね?」
……。
アンタはもう食わんでよろし。。
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