ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

入院中のできごと その4

「手術が終わった人は、次の日からひたすら歩いて下さい。」
と言うのが、入院した病院の方針です。
なので、看護師さんが「歩け!歩くのだ!」と言うのも分かります。。


でも、入院していた病院は、あり得ないくらい歩きづらい。。
間取りに確実に問題があります。
1階が外来。2階が婦人科の病室7部屋と採卵室とオペ室。
3階が産科の病室とオペ室。4階がカフェテリアになっています。


わたしの部屋は2階にあり、病室を出たらお隣が採卵室だったので、
外来からの患者さんが朝からワンサカやってきます。
その中を、看護師さんに怒られちゃうし、歩くか…と、
点滴をズルズル引いて、術後のわたしなんかが登場します。
外来からやってきた患者さんは、何事?って感じの顔をして、
チラっとか、はたまたジッとこちらを見ています。
そこを気まずい感じで通り過ぎて、角を曲がると、
オペの方の家族が、椅子に座って手術が無事に終わるのを待っています。
何度か通る頃には、採卵室で感じた視線より更に強い視線を感じるのです。


「こっちは、嫁さんが手術していて、手術が終わるのを心配で待っているのに、
 さっきから、イワシみたいにグルグルしやがって、なんて空気の読めないヤツだ!」
みたいな明らかに、お邪魔虫め!と思われている視線&空気。。


そんな中を、グルグル歩き回れ!と言われても視線に勝てる気がしません。。
そんなワケで、同室の術後の方と一緒に、カフェテリアに逃げることにしました。
「すんごく歩かないと、『稀』に腸に癒着する。」と何度も言う看護師さんの前では
わたし、頑張って歩いてますよ!!稀な癒着にはなりませんよ!って感じの
雰囲気を出しておきました。


次回、同室の方とのカフェテリア編を書きたいと思います。