ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

ドラゴンクエストのはなし

ドラゴンクエストと言うゲームをご存知でしょうか?
主人公の勇者とお供の人で旅をしつつ、魔王を倒す!みたいな内容のゲームです。
わたしが初めてドラクエをやったのは、小学生の時でした。
ドラクエⅢ

なんだか懐かしいパッケージ。。


勇者や仲間はアリアハンという城下町に住んでいるのですが、一歩外に出ると、
スライムやら大カラスなどの魔物と対決することになります。
その対決に勝つと、レベルが上がったり、お金が貰えたりします。


レベルなんかを上げるために、ウロチョロ歩いていると、
そのうち夜になってしまい、なんだか強い魔物が出てきます。
勝てそうな気がしないので、夜には実家に帰ってよく眠り、
元気になってから、朝にまた戦いにいきます。
決まったローテーションがあると人間心強いので、かなりのレベルが上がるまで
朝は近所で魔物と戦い、夜になった途端に実家に戻り寝るという、
かなり規則正しい日々を過ごしていました。
人間、朝にバリバリ働き、夜はシッカリ寝るべし!
わたしの勇者は「勇者の模範となるべき行動」を取っている、
優れた勇者だと自負しておりました。


隣町まで、武器なんかを求めて、買い物にも行きましたが、
どうしても帰りが夜になってしまうので、凄く憂鬱な気持ちになったのを
覚えています。


小学校でも、みんながドラクエをやっていたので、よく話題になっていました。
ある時、隣の席の男の子に、どの辺まで進んだか聞かれました。


どの辺?と聞かれても、ご近所の魔物を退治して家に帰る生活だからねぇ。。
隣町までは買い物に行ったよ!と伝えました。


隣の子は、わたしが始めたばかりだと思ったらしく、
「俺なんてレベルが14だぜ!」と自慢をしてきました。


バカだね、この子は!
わたしなんて、レベルがもうすぐ20ですよ!と自慢をし返したら、


「はぁ!?
 なんでレベルが俺より高いのに、いつまでも近所ウロウロしてんだよ!
 お前、スライムとかでそこまでレベル上げたの?
 とっとと、カンダタと戦って来いや!!」と怒られました。。
……。
カンダタ?
     誰それ?


隣の子に呆れられ、色々教えてもらいました。
どうやら、どんどん強い敵と戦わないとレベルがなかなか上がらないそう。
近所をウロウロして、スライムを成敗するのは、効率が悪かったようです。


隣の子に近々、「大盗賊のお頭」のカンダタを倒して来い!と
命じられてしまったので、ご近所ウロチョロ生活は卒業し、
なんだか頑張らないといけない事になりました。


次回…カンダタさん。。