ひもそ日記

中1長女(ADHDと広汎性発達障害)と小5次男(てんかん)の日常。たまに中2長男の男子校生活など。

長男のこと(中学受験)その1

この時期になると思い出すのは、長男の中学受験のこと。
こちらの受験生はたいていの子が、お試し受験と呼ばれる1月入試を終えて、
2月1日の首都圏入試を皮切りに、熱い戦いが始まります。


我が家はなんだかグダグダで、なかなか1日校が決まりませんでした。
ある時、塾の先生に相談することにしました。
偶々電話にでた先生はベテランで、威圧感があって少々話しづらいタイプ。。


話しやすいタイプの先生に、変わってもらおうかと思ったら、
受験の相談なら、僕が聞きますよ!とおっしゃってくれました。


長男の本命は2日校だったので、1日校をどちらにすれば良いか迷っている
と、お話しました。


A校は、成績的に、合格率は50パーセント。
B校は、当日グダグダでも合格できると思う。
    受験日がもう一日あるので、2回チャレンジできる。


わたし的には、B校がお気に入りでした。
何度も、文化祭に足を運んだし、校風も良かった。
B校は、2日に合否が分かるので、2日の本命校に万が一失敗した場合でも
「B校にご縁があったから、良いんじゃない?」と息子に言える。


ただ、夫が渋りました。
どうせなら、集大成としてA校を受けさせたい。
塾のクラスでも、A校のクラスにいるのだから、チャレンジさせてはどうかと。


A校かぁ。。
私的にはそんなに魅力を感じないんだよね。
それに、通学時間凄いかかるしさ。。


両親のやり取りをみても、長男はどこ吹く風。
「僕的には、一日はどっちでもいいよ。
 二日校が変わらなければ、お好きな方で。。」


そんな状態だと、先生にお話ししました。
先生は長男らしいと、笑ってから言いました。


「お母さんは、小学6年生なら誰でも私立中学を、
 受験する資格があると思っていると思います。
 確かに、受験する資格はありますが、
 A校は、正直一部の選ばれた子供しか受験できないんです。
 暗黙の了解で、それはみんな分かっています。
 スタートラインにさえ立たせて貰えない。
 そんな学校なんです。
 ……。
 でも、僕は思うんです。
 ご子息は、スタートラインに立つ資格があると。
 一緒に残りの時間を頑張ってみませんか?
 彼も男ですから、その方が合否関係なく、
 のちのちの為に良いと断言できます。」


……。
塾は合格実績を上げないといけないので、
合格実績のために、無理な受験を勧めることもあるとききます。
でも、それではない何かを感じました。
若干苦手な先生から。褒められ、カツを入れられた!
こりゃ、A校を受験させるしかない!


一日校、A校
二日校、本命校
三日校、B校      で、決まりました。


先生がおっしゃって下さった話を、長男と夫にしました。
わたしは先生との会話を思い出し、なんだか熱い思いがこみ上げてきて、
涙は出てくるし、鼻もズルズルです。
あと少し頑張ろうね~とか。
今まで頑張ってきたものね~とか言いながら、息子の頭を撫でてやりました。
そんなわたしを見て言った、夫の言葉が今でも忘れられません。。


「A校ねぇ。
 全く受かる気がしないけどね。(長男頷く)
 じゃ、一日はそれで良いんじゃない?」


先生…。
うちの男たち大丈夫でしょうか。。
「集大成に!」と言ってたくせに、なんで、「良いんじゃない?」
程度に、夫は変わっているんだよ。
「この髪型に合う~?」の返答を求めているわけではないんだぞ。。
長男も、嬉しそうに頷いているんじゃないわよ!!


こうして、グダグダな感じで受験校が決まった我が家の戦いは、
いよいよ本番をむかえることになりました。



          
続く。。