長男のこと(2016中学受験)こぼれ話1
受験も終わり暫くした頃、ふと思い出した事を長男に聞いてみました。
「そういえば、校舎長に激励の握手をされてた時、何て言われたの?」
長男は少し不服そうな顔をして言いました。
「あぁ。あの時ね。
室長さ、ボクの前に並んでいた子には、頑張れ!って
言ってたんだよね~。」
……えっ?あんたは言われなかったの?
「うん。僕には一度も言わなかったよ。」
…そっか。。
それはチョット寂しいね。
力強く手を握られている様に見えたからさ。
やれば出来る!とか、頑張れ!とか言われているのかと思った。。
「室長さ、僕の顔を見た瞬間にスゴイちからで手を握ってきてさ。
おまえは、問題文をよく読め!
必ず読め!
とにかく読め!
いいか!読むんだ…。
読め、読め、読め!しか言わなかったよ。」
……。
「室長に握られた手がチョット痛かったから、試験中なんとなく室長を思い出してさ。
あぁ、そういえば読めって言われたわ。
問題文読み直すかって。」
……。
「そしたら作図の問題を、ガッツリ読み間違いしていることに奇跡的に
気が付いてさ。」
…っで?
「あっぶねぇ。
室長マジでサンキュー!!ってなったわけ。」
おい、おまえ。
危うく全敗だったじゃないか!
息子には確かに「頑張れ!」は要らない。
頑張れ!と言われず、不服そうな顔をする資格ナシ。
息子の事を理解してくれていて「読め!」だけを連呼してくれた
校舎長に感謝☆彡
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