ひもそ日記

中1長女(ADHDと広汎性発達障害)と小5次男(てんかん)の日常。たまに中2長男の男子校生活など。

わたしのこと その6

パチモンのパーマンセットでごっこ遊びをしていたあの頃。
ごっこ遊びも日を追うごとに、ステップアップしていきました。
小さいころ、わたしも含め周りの子供は、みんな少しアホでした。


ある日「今日は高めの所から飛んでみよう!」という事になりました。
その日はわたしを含めて5人くらいパーマンがいました。
じゃんけんで、飛ぶ順番を決めました。
勝負はすぐに決まりました。
パーを出したわたしの一人勝ちです。


1番に飛べる嬉しさで、やったぁ!!と、これ見よがしに高々と、
パーの手を掲げました。
……。
『今までちょっとニセモノ扱いだったけど、ここが見せドコロ!
 いっちょやってやるぜ!!』
『見てなよ!マントはなんだかへなちょこだけど、凄い飛ぶよ!』
意気揚々とスタート地点に立ち、
それ飛ぶぞ!!となった時に、いちゃもんを付けてくる男の子が現れました。
最初にわたしを、ニセパーマンだと見破った男の子です。


「お前はニセモノだから、最後だぞ~!
 本物が先だぞ!
 あんなジャンケンは無しだ!」
そう言い放ち、わたしを押しのけて彼は飛びました。


そして数秒後、「痛いよぉ!!」と彼は泣いていました。
威張りんぼうのパーマンは、右手を骨折してしまいました。


その件以来、パーマンごっこは禁止になりました。
買ってもらって日が浅かったわたしは、
パーマンごっこが出来なくなってしまった現実を受け止めきれず、
ひとり、パーマンセットを着ては、家の隅っこで泣いていました。


今でも、パーマンを見ると熱いものがこみ上げてきます。
もしかしたら、わたしのパーマンセットなら
「いい線」いけたんじゃないかと。。


そして心から思うのです。
一番に飛べなくてなって良かったと。。


それが今、大人になったわたしが抱く、
相反したパーマンセットに対する想いです。


パーマンセット、ヤフオクで誰かさんが出品中のようです。
試したい方は、是非どうぞ。。