息子は高校生になってから、ガラリと環境が変わりました。
中学三年間続けていた運動部を辞めて、別の運動部へ。
新たに入った運動部は中学よりも楽らしく、同好会にも所属しました。
最初は少なかった同好会メンバー、日増しに人数が増えていきました。
そんな中結成されたのが同好会の「母の会」。
マメなどごぞやのお母さまが、同好会在籍の生徒の保護者の連絡先を収集して
LINEでグループを作ってくれました。
顧問の先生をとっつかまえて予定を聞き、顧問を囲んでの茶話会も開催予定。
茶話会の日には、同好会の活動のチラ見もオッケーの権利を勝ち取ったとか。
なんだろう。
アイドルグループのファンクラブのリーダーとかに凄く向いてそう。
どこぞやのお母さま、息子の為の行動力が大迫並みに半端ない。
凄いやぁ~。。
「母の会」が結成された話をしたら、露骨に嫌がる息子。
「部活の応援じゃあるまいし、いったい母親たちが何をするのさ。」と言う。
……。
まぁ、、確かに。。
何するのさ?って言われたら困るんだけどさ。
第一回目は、先生を囲んでお茶をして、アンタたちの活動をチラ見するらしいよ。
その時に、顧問の先生に「活動どうですか?」って誰か聞くんじゃないかな。。
「活動どうですか?って顧問に聞くの?
あの先生、教室のカギを渡して、「帰りに持ってこいよ!」
しか言わないし、覗きにきたことないけど?」
……。
「その方が僕たちも楽だし、先生もあえて放っておいてる感じ。
なのに、なんで母さんらが「会」作ってんの?」
……。
なぜだろうね。
まぁ、みんな子供が心配ってことなんじゃないかな。。
「高校生なんだから、同好会位放っておいて欲しいわ~。
あれこれ探られんの面倒だわ。」
……
……だな。。
「まぁ、いいや。
どうせ母さんは、さほど興味ないだろうし、いつの間にか会員だったんだろ?
んじゃ、会員さん。可愛い息子のために、差し入れにでも精をだしてくれ。
「母の会」会員の母さんのお菓子のセンスに期待しておくよ。」
……。
鋭い、さすが息子。
アンタわたしのことよく分かっているよ。
たしかに、さほど興味はござらんよ。
そして、おっしゃる通り「いつの間に会員」でしたよ。。
ただな、息子よ。
一つだけ伝えておくよ。
会員と言えどもな。
センスの良いお菓子。
チョイスする自信なし。。