ひもそ日記

中1長女(ADHDと広汎性発達障害)と小5次男(てんかん)の日常。たまに中2長男の男子校生活など。

違う家に住む家族のこと(ちち)その9

いつまでも父のモテ期を見守っていても仕方がないので、
「おぅ!調子はどうだい?」と、父に声を掛けてみました。
父もわたしの顔をみて、おぅ!と右手をゆっくり上げました。
声に反応したばあ様たちがジーっとわたしを見つめてきます。
そして、決して【ムスメ】には言ってはいけない禁句を口にします。


「なんだい。
 嫁さんかい?
 えらく若い嫁さんだね!」


嫁!!!!!?
ばあ様よ!
勘弁してください!!
わたしまだまだピチピチっすよ。
いくらなんでも、嫁には見えんでしょ?
ちょっと、父さんも!
ちゃんと訂正して下さいな!!
「一人娘ですぅ。
気立ての良い子ですぅ。」
それくらい言っちゃってもバチあたらんがな。


父は、わたしの顔をマジマジと見た。
そして答えました。


「おぉ、女房だな。
 俺の一つ上だ。
 姉さん女房なんだ。」


……。
それは、母のことだろう!!
高次脳機能障害の父。
テレビの内容やその場の会話に合わせて、勝手に話をつくる才能をもつ。。


それを聞いたばあ様が口を開く。
「姉さん女房かい?
 アンタ良い男見つけたね。
 幸せもんだよ。」


本当にね~。
しあわせ者だねぇと、口々にいうばあ様たち。


これは、「ショートステイあるある」なのだろうか。。
ひょっこり会いに行っただけなのに。
こんな目に遭うなんて。。


次回は本当の女房と行こう。。
そしてわたしは、ピチピチさをアピール致しましょう。
そう誓った、父との面会でした。


 








違う家に住む家族のこと(ちち)その8

母と我が家の次男坊が、叔母さん(母の妹)に会いに、京都へ出かけました。
実家で暮らす弟は、仕事のため帰りが遅く、父はお留守番です。
かと言って一人でお留守番できるほど、オツムがシャキッとしていないので、
ショートステイにお泊りしていました。


母から、父の様子を見てきてくれと頼まれました。
歩いて7,8分のところに施設があるので、ほい来た!そい来た!と
父に会いに出かけました。


父はノンキにテレビを見ていました。
大広場みたいなところのテーブル席で、ばあちゃん達に囲まれていました。
ちょうど、おやつの時間だったようで、饅頭を食べている方達もチラホラ。。


父に声を掛けようと思ったら、父のお皿の上に、てんこ盛りの饅頭が見えました。
……。
これは!!


ばあちゃん達が自分達の分を、食いねぇ!!ってくれたんだろうな。。
なんだか、お茶の入ったコップも父の前にやたらとある。。
これもまた、飲みねぇ!!ってくれたんだろう。。


父の周りだけ独特な雰囲気が流れていました。
90近いばあ様たちが、父の周りにいっぱいいるからだろうか。。
父、モテ期到来なのだろうか。。
なんだろう。。
このアウェイな感じ。。
迂闊に声をかけたら、こちらがヤケドをしそう。。


そしてこの後、本当にヤケドしそうな展開に。。
それはまた次回にでも。。










違う家に住む家族のこと(しゅうとめ)その6

歩くことが出来ません!と言い張るしゅうとめさん。。
検査結果で異常なしとのことだったので、わたしは甘やかしません。
寝たきりになっちゃったら困ちゃいますからねぇ。


しゅうとめさんは、なんだか悟りを開いたような事を言い始めます。
デイサービスも、行くことは諦めた。
多分このままベットで生活するんだねと。。


おいおい。。
デイサービス行き始めたばかりじゃないか。
楽しそうにキャッキャとしてたのに、何を言ってんだい!


若干嫌がるしゅうとめさんを立たせる事に成功。
そこから、左足を一歩出すと、痛い!と言う。
どうやら、右足に体重がかかると痛いらしい。


どうしたものかと思っていたら、しゅうとめさんが言いました。
「ツイスト歩きならできるけど。
 それでいいかい?」


……ツイスト!?


しゅうとめさん、見事にツイストで進みます。
横にしか進めないのが難点ですが、動けるだけヨシとしましょう。
歩く練習になったのかどうかは微妙ですが、寝たきりより100倍ヨシ。


とりあえず、低すぎるベットでは自力で起きるのは無理なので、
レンタルした方が良いねと夫と話し、実家を後にしました。
こりゃぁ、チョイチョイ様子を見に行かないとなぁと感じた、
実家での出来事でした。