ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

ドラゴンクエストのはなし2

大盗賊のお頭のカンダタさん。


特徴は「ビキニパンツ一丁にマスク、右手に斧を持った姿」です。
ゲームじゃ無ければ、お巡りさんに確実に捕まるお姿。。


ちょっと、変態気質のカンダタさんですが、残念ながら
なかなか会うことが出来ませんでした。
お会いするためには、洞窟とかに宝物的な物を取りに行ったり、
なんだか色々しないといけないそうです。。


近所をウロウロしていただけのツケが、回ってきたのでしょう。
これではいけない!と奮起し、果敢にチャレンジしました。
夜通しで戦ったりもしたので、勇者母には心配をかけてしまいました。
そして、ご近所を徘徊していた、しがない勇者から、
アクティブな勇者に生まれ変わったことにより、
カンダタさんとお会いすることが出来ました。


しかし、カンダタさん。
わたしが後を、しつこくついていったのがお気に召さなかったのか、
「しつこいやつらめ!やっつけてやる!」と小者臭のするセリフを吐かれ、
なぜか、カンダタさんと子分3体と戦う事になりました。


スライム効果で強くなりすぎてしまった為、あっという間に一味を成敗。。
倒すと「金の冠を返すから許してくれよ!な!な!」と命乞いをし、
カンダタさんらは退場。。


これで足を洗ったかと思いきや、しばらくストーリーが進むと、
カンダタさんらは、またまた登場。。
「また おまえらかっ!」と逃がしてやった恩を忘れ、
勇者のわたしに、憎まれ口を叩く始末。。


負けが決まると「やっぱり あんたにゃ かなわねえや……。」
といつもの小者口調に戻り、こちらのことなどお構いなしに去って行く。。


カンダタよ。
見掛け倒しにも程があるだろう。。
その旨を、隣の席の子に伝えました。


「お前がスライムで無駄に強くなり過ぎただけで、
 カンダタはそこそこ強いんだよ!
 一生この話は忘れないからな!」


隣の席の子、おっしゃっていた通り。。
久しぶりに会っても必ずこの話をします(笑)
なんだか、黒歴史扱いされて少々納得できない部分もあるけども。
みんなが、「そりゃ、ありえないわ~!」って楽しそうなら、
良しとしますか。。

ドラゴンクエストのはなし

ドラゴンクエストと言うゲームをご存知でしょうか?
主人公の勇者とお供の人で旅をしつつ、魔王を倒す!みたいな内容のゲームです。
わたしが初めてドラクエをやったのは、小学生の時でした。
ドラクエⅢ

なんだか懐かしいパッケージ。。


勇者や仲間はアリアハンという城下町に住んでいるのですが、一歩外に出ると、
スライムやら大カラスなどの魔物と対決することになります。
その対決に勝つと、レベルが上がったり、お金が貰えたりします。


レベルなんかを上げるために、ウロチョロ歩いていると、
そのうち夜になってしまい、なんだか強い魔物が出てきます。
勝てそうな気がしないので、夜には実家に帰ってよく眠り、
元気になってから、朝にまた戦いにいきます。
決まったローテーションがあると人間心強いので、かなりのレベルが上がるまで
朝は近所で魔物と戦い、夜になった途端に実家に戻り寝るという、
かなり規則正しい日々を過ごしていました。
人間、朝にバリバリ働き、夜はシッカリ寝るべし!
わたしの勇者は「勇者の模範となるべき行動」を取っている、
優れた勇者だと自負しておりました。


隣町まで、武器なんかを求めて、買い物にも行きましたが、
どうしても帰りが夜になってしまうので、凄く憂鬱な気持ちになったのを
覚えています。


小学校でも、みんながドラクエをやっていたので、よく話題になっていました。
ある時、隣の席の男の子に、どの辺まで進んだか聞かれました。


どの辺?と聞かれても、ご近所の魔物を退治して家に帰る生活だからねぇ。。
隣町までは買い物に行ったよ!と伝えました。


隣の子は、わたしが始めたばかりだと思ったらしく、
「俺なんてレベルが14だぜ!」と自慢をしてきました。


バカだね、この子は!
わたしなんて、レベルがもうすぐ20ですよ!と自慢をし返したら、


「はぁ!?
 なんでレベルが俺より高いのに、いつまでも近所ウロウロしてんだよ!
 お前、スライムとかでそこまでレベル上げたの?
 とっとと、カンダタと戦って来いや!!」と怒られました。。
……。
カンダタ?
     誰それ?


隣の子に呆れられ、色々教えてもらいました。
どうやら、どんどん強い敵と戦わないとレベルがなかなか上がらないそう。
近所をウロウロして、スライムを成敗するのは、効率が悪かったようです。


隣の子に近々、「大盗賊のお頭」のカンダタを倒して来い!と
命じられてしまったので、ご近所ウロチョロ生活は卒業し、
なんだか頑張らないといけない事になりました。


次回…カンダタさん。。

入院中のできごと その9

結局、『3人暮らしってなんだか良いよね!』って感じをご主人に常にだしておいて、
「同居をなんとなく先延ばしさせよう作戦」という、シンプルな方法で落ち着きました。
山田さんに出来るかどうかは、微妙だけども。。
姑さんは、お茶の先生をしているらしく、恐ろしく細かいそうです。
……。
う~ん。
山田さんにとっても、姑さんにとっても、離れていた方がなおさら幸せかも。。
お互いにイヤだなって相手に思う部分が、、
姑さんの方が細かい人な分、特に見えてしまいそうだしね。。


「そうなんですよ。
 だから、ついつい旦那とケンカした時とかに言っちゃうんですよ。
 お前んとこの婆めんどくせー!って。」
……。
一緒に住む前から既にその感じだと、もう先が分かってしまうね。。
かなりの確率で、今後お義母さんではなく、婆と呼ぶことになるね。。


「ですよね!!
 お義母さんより、ぶっちゃけ「婆」の方が言いやすいですよね!」


そういう事が言いたいんじゃないんだけどなぁ。。


そんな山田さんとわたしの退院日。
山田さんが電話を掛けている最中に、「またね!!」と声を掛け
お会計を済ませて、スタコラ帰りました。
連絡先とかを交換する機会はあったけど、敢えてしませんでした。
お互い「入院中だけのお茶友達」というお付き合いで良かったと
思っています。
術後検診の日も違うので、お会いすることはないだろうけど。
山田さんが、刃物をブンブン振り回す日が来ないことを、
心から祈っています。。


                  入院編おしまい