ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

違う家に住む家族のこと(ちち)その6

父が1月にくも膜下出血で倒れてから9か月。。
母は、デイサービスやらショートステイをフル活用しています。
記憶に障害がある父は、『今起きたコト』をすぐ忘れてしまいます。
そして家族の相関図も、ごっちゃになる様です。
そんな父ですが、わたしの名前はなんとなく覚えた様子。
毎回買い物に付き添ったかいがありました(笑)
夕方母から電話が掛かってきました。
「父さんがあんたに言いたいコトがあるんだって。
 代わるからね。」
……。
いまさっきまで、買い物に一緒に行ってたのに、
改まってなんだろう、、。
電話口に出てきた父の一言。


「結婚したんだってな。
 おめでとう。」
……。
ありがとう。。
15年前におかげ様で結婚しましたよ。
子供も3人いるんだよ…と、お伝えしました(笑)
すると、


「なんだよ。
 子供もいるのか。
 それは俺の子で間違いないのか?」
……。
父よ。
あんたの子じゃないことだけは確かだ。
父さん、わたしはあなたの娘だよと話したら、


「お前は俺の従姉妹だろ?
 久しぶりに会いたいな。」と。。
……。
さっきまで会ってたっちゅうに。。
そして父は母に代わりました。


「記憶が適当すぎるでしょ?(笑)
 あんたはまだいいわよ。
 母さんなんか父さんにさ。
 僕の奥さん知りませんか?って聞かれたのよ。
 私が奥さんですって言ったら、
 あなたではありませんねだって(笑)」


ゲラゲラ笑いながら話す母。。
父よ。
母が、『私の事も分からないなんて~』って
シクシク泣くタイプの女じゃなくて良かったね。
あなたの奥さんは懐が深いようですよ。