長女としゅうとめさんのこと その1
夫が休みの日、しゅうとめさんの様子を見に行くことにしました。
長男は定期テストの勉強の為、お留守番。
次男はお邪魔虫なので、連れていくことにしました。
お婆ちゃんに会いに行こう!とムスメを誘いました。
「お婆ちゃんが元気か見に行くのかぁ。。
正直さ、家でゴロゴロしてたい気分なんですよ。。
そんなワケだから面倒だからいいや。
そのかわり、婆ちゃんの写真撮ってきて。
それを見てあげるから。」
おい。。
なんで、そんなに上から目線なんだ。。
写真撮ってきたって、一秒くらいしか見ないだろうに。。
お婆ちゃん、アンタが来たら喜ぶよ♪と伝えました。
すると横から夫が余計なコトを言い出しました。
「お婆ちゃんだってさ、いつポックリいくか分からないんだからさ。
今生の別れになるかもしれないから会っとけば?」
なんてことを言う!!
息子のコトバとは思えんねぇ。
馬鹿なコトを言ってるんじゃないよ。
と言うと、冗談だよ~とアハハと笑う夫。。
それを聞いたムスメが、
「あはは~。
生きてるうちに会いたいから、行っておくよ。」
と準備を始めました。
ムスメの支度が済み、下に降りてきたムスメをみて目が点になりました。
なんだか、これからパーティにでも出かけるの?という恰好。。
「ちょっと、ちょっと!
お婆ちゃんに会いに行くだけなのにさ。
なんでそんなかしこまった格好してるのさ?」
するとムスメが切なそうに言いました。
「だってさ。
生きてる婆ちゃんにさ。もう会えなくなるんでしょ?
だから一番オシャレな恰好見せておこうと思ってさ。」
……。
「今生の別れ」というコトバを明らかに引きずっている。。
だから余計なコトは言うなと言っているのに。
……。
大丈夫だよ~。
父ちゃんの言い方が悪かったんだよ。
婆ちゃん元気だよ。
安心していいよ。
それを聞いたムスメがプンスカ怒り出す。。
「えっ?
話が違うんだけど。
婆ちゃん元気なら、わたし行かなくていいじゃん。
何の為におめかししたのさ?」
……。
しらんがな。。
そんなこんながありまして、しゅうとめさんの様子を見に
四人で行くことになりました。
しゅうとめさんとムスメ、やたらと馬が合うのです。
血は争えない…そんなコトバがよく似合う、二人のやり取り。。
そのお話は次回にでも。。
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