ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

長女と次男のこと(日常)その6

ムスメが学校行事で、スキー実習に二泊三日で行っていました。
宿泊行事は、本当に有難いです。
家が格段に静かになります。
二泊三日と、けち臭い事を言わずに、一週間くらい行っても良いのになぁ。


わたしの心とは裏腹に、ひたすら姉の帰りを心待ちするのは次男坊。。
放課後デイで選べるお菓子も、ムスメが好きなものをチョイスし、
ムスメにあげるんだと、食べずに持って帰ってきました。


邪険に扱われる事も多いのに、どうしてムスメに尽すのかナゾ。。
ムスメの隠れた魅力は、次男が一番理解しているのかも知れない。。


ムスメが夕方帰ってきました。
次男は嬉しそうにムスメに纏わりつく。
ムスメは次男を適当にあしらって、スキーの話をわたしに、ぺちゃくちゃ話す。


一通り話終えると、次男を引き連れ二階に上がる。
楽しそうな笑い声が聞こえてくるので、覗いてみると、
ムスメの早口言葉の練習に付き合い、タイムを計ったり、
ムスメの練習風景を録画していたりしている、次男の姿が。。


それ…楽しいのか?


ムスメを叱っている時にも、必ず次男はムスメ側につく。
叱られたムスメは、憎まれ口を叩く。
「母ちゃんが入院していた時の方が静かで良かった。」
……。
確かにな(笑)父ちゃん、滅多に叱らないしね。
でもまぁムスメ、そりゃ、お互い様だよ。
あんたがスキーに行っている間は、こちらも静かだったよ。


わたしの攻撃に、応戦するように次男が言う。
「だいたい母ちゃん、絵が下手クソなくせに偉そう!」
……。
それは関係ないだろう。。


トンチンカンな憎まれ口しか叩かない、二人には笑うしかない。
なんで、叱る羽目になったのか、親が考えて改善するしかないんだな。
家族が楽しく暮らせるように。


「短気は損気」肝に銘じて、子育ていたしますかね。

ご近所のひとびと(ドンじじ)その3

近所に住んでるドンじじは、一風変わった爺さんだ。
ニュースを観てはこの世を憂い、辛口なコメントを
わざわざ外に出てきて、でっかい独り言を、ずっと言っている。
時には何かにカツを入れるためか、突如
「バカ野郎!!」と叫んだりもする。


近所の人は慣れたもので、全く動じないけれど、
偶々通りかかった人は、お気の毒な感じです。


さて、関東地方に降った雪の影響で、私の地域も、20センチ近く積もりました。
4年前より、積もらず良かったですね~と言いながら、
ご近所サンたちと雪かきをしていました。
車を通りやすくするため、雪はある程度、各々の家の敷地前に引き取ります。


雪かきに出てこなかったドンじじの家の前にも、少し置かせてくださいねぇと、
ご近所サンが声掛けをし、了承を得たので置かせてもらいました。


道も綺麗になりました。
雪かき大変だったけど、偶には良い運動だね~とか、端っこに寄せとかないと、
子供たち危ないものね~と話しながら、楽しく雪かき出来ました。
そして、達成感に満ち溢れたメンバーはお開きになりました。


その日の夕方、恐ろしい光景を目にしました。。
端っこに置いたはずの雪が、道路に散乱しているのです。
せっかく皆で綺麗にしたのに。。


お察しの通り犯人はドンじじでした。
「こうして、ばら撒いておくと、雪は早く溶けるから!」
と、褒めてくれと言わんばかりに、わざわざ言いにきました。


ドンじじのばら撒いた雪は、早々溶けることもなく、
道を通る車は、乗り上げたり、スリップしてしまう。
登校中の児童は、スッテンコロリンと行く危険度が上がったというお粗末さ。。


そもそも雪かきをした意味が、ゼロじゃないか。。。


しかも自分の敷地近くに置かれた雪は、よその敷地近くに
ばら撒いた模様。。
ドンじじの家の前だけ、春の訪れを感じさせる光景でした。。


ここは、ご近所代表で、
あなたの名台詞を
    是非あなたに捧げたい。


           「バカ野郎…」

ドラゴンクエストのはなし3

あれから、うん十年経って、久しぶりにドラクエをやりました。
わたしが昨年、節目の年になったということで、弟が誕生日プレゼントにくれました。

ドラクエ3をしていた頃から時が流れ、なんと11までシリーズは
進んでおりました。
画像も、とてつもなく綺麗になっていて、なんだかウットリ。。
ゲームソフトの表紙のキャラクター達のやる気溢れる姿に触発されました。
こちらとしても、彼らに負けてはいられない!
久しぶりのドラクエ腕がなりますな!!


意気揚々と始めたゲームですが、暫くしてあることに気が付きました。。
なんと11では、一度外に出てしまうと、暫く生まれ故郷には戻って来れないらしい。。
……。
そんな話は聞いていない。。
魔物と戦って疲れたら、家でゆっくり休みたいじゃないか。。
「スライムはやっぱりチョロかったよ」と勇者だって、家族に話したいじゃないか。
いつの間に、こんな厳しい決まりができたのだろう。。


勇者として旅立とうとしている時には、万歳三唱的な感じで
送り出してくれた村人達が、その後なかなか旅立たない勇者をみては、
「えっ?なんでまだ村に居るの?
 さっさと旅立ちなよ」的な言葉をぶつけてくるので、いたたまれなくなる。。


ドラクエ11を貰ってから、早半年が過ぎようとしていますが、
村から一歩も出れずに、セーブをしたまま時は止まっている。。


弟からは、「終わったら貸してね!」と言われているけれど、
終わるどころか、君の姉の勇者は、村から一歩も出ていないんだよ。。


今さら本当の事は言えなくなってしまい、弟に会うたびに
「あとチョットでクリアするから待ってて!」
と、ついついウソをついてしまい、胸がキュッとなる。。


わたしの勇者が旅に出るころ、
ドラクエ12は、きっと発売されているだろう。
そしたら弟も、11の事は忘れているはず。。


  
      それでよし。。
              ドラクエ編おしまい