長女のこと(中学生活)その24
ムスメのクラスのⅯちゃんは、夢見がちな女の子です。
小学校の頃からホの字の男の子がいるらしく、ムスメはよくお話を聞くそう。
「Ⅿちゃんが好きな子、アヅチケン君って言うらしいんだけどさぁ。
元気かな~とか、イケメンなの~って言っているんだよね。」
ほほぅ。
アンタからは聞かない系のお話だね。
いいじゃん。楽しそうじゃない♪
「あぁ…。
わたしは確かに言わない系の話だね。
そんなことは良いんだけどさ。
アヅチ君に片思いをして3年以上経つらしいよ。」
ひゃっほ~♪
一途だねぇ。
「同じクラスだったの?学校離れちゃって淋しいねって言ったらさ。
アヅチ君、今小4だからどっちみち同じ中学にはいけないのってさ。」
おっと!
予想外!!
年下でしたか。。
アヅチ君が小1の時に惚れてしまったんだね。
「それがさぁ。アズチ君に兄ちゃんが居るらしくて、
身長180センチの超イケメンなんだってさ。
だからどっちが良いか悩んでるんだって。
今のトコロちょっとの差で弟の勝ちらしいよ。」
……。
うんと、、少し雲行きが怪しくなってきたけども。。
まぁ、3年も想っていたんだし、弟の勝ちだろうな。
「でもさ、よくよく話を聞いてみるとさ。
アヅチ君の兄ちゃんは、会ったことも見たこともないんだって。」
……。
はい?
「でも二人に結婚してって言われたら、どうすればいいか迷うんだってさ。
Ⅿちゃんに付き合ってさぁ、兄ちゃんを選んだ時の弟への謝り方を
ここ何日か二人で研究しているんだけどさ。
良い文が全く思いつかないんだよね。
そもそもさ、Ⅿちゃんって兄ちゃんが好きなのかね?
なんで、弟への謝り方を先に考えてるのかイマイチわたしには、ナゾなんだよ。
恋ってさぁ。なんだか面倒クサイね。」
……。
そりゃ、恋じゃありませんな(笑)
本日、誕生日のムスメ。。
本当の恋心を知るのはいつかしら?
それにしても、Ⅿちゃんとムスメの謝罪文が、ちょっと楽しみです。。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。