長男のこと(日常)その8
昨日は急な休校になってしまった長男。
暇そうな彼と思い出話をしていました。
長男は小学校のころに山村留学を経験しています。
親元を離れ、よそのお家に住ませてもらい、1年間暮らしていました。
今でも頻繁に里親さんと連絡を取っているし、彼自身がぐ~んと成長出来たので、
良い経験が出来たなと思っています。
さて、悩んだのが彼が神奈川に戻って来てからの最初の夏休み。
どうしたものかと考えました。。
こちらの子供たちは、夏休みも基本遊びはゲーム。
ゲームも良いけど、去年まで1人で頑張っていたんだし、
何か山村留学にも負けない経験をさせてあげたい!
そんな気持ちがムクムク湧いてきました。
色々調べた結果、これだ!と思うものが見つかり長男に話しました。
「なんか夏にさ、高尾山で座禅や滝行なんかが出来るんだって。
厳しい修行らしいよ。受けてきな。」
と、彼の今後に良かれと思い勧めました。
「ちょっと待ってよ。
僕は坊さんになりたいわけじゃないのに、
何故厳しい修行を受けないといけないんだよ!!」
と、完全拒否されました。
……。
そうきたか!
確かに一理あるけど、ここで引いたら負けになる。
負けじと更に勧めてみました。
「高尾山って噂によると凄いらしいよ。
天狗伝説があるんだよ。
修行を頑張れば、ヒョッコリ天狗が出てきて会えるかもよ!」
と、天狗をエサに、この話を推し進めようとしました。
しかし長男は既にお怒りモードで、わたしに言いました。。
「じゃぁ、母ちゃんに聞くけどさ!
出て来た天狗と何話せって言うんだよ!」
……。
確かに!!
天狗とは「最近どうよ?」って仲ではない。
それじゃぁ、ムスコも会った時に辛かろう。。
そんな気持ちも生まれましたが、「でもさ~」とわたしが一言いうと、
「そんなに天狗に会いたきゃ母ちゃんが修行しなよ。
滝に打たれて頭を冷やしてきたらいいよ!!」
と、至極当然の事を言われ、何も言えなくなったわたしは負けて、
この話はなくなりました。
今の長男に言わせると、
「僕の思い出ってこんなのばっかりだわ。
しかもさ、よくよく考えたら修行しろってさ。
あの時僕小3だから(笑)
なんかいつもさ。
母ちゃんに、しょうもない計画を立てられてた気がするわ。」
……。
そんなつもりはないぞ!!
オカシイな?と思った昔話でした。
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