ひもそ日記

高1長女(ADHD)と中2次男(てんかん)の日常。たまに高2長男の男子校生活や家族のことなど。

世にも奇妙なお客さんのおはなし

わたしの弟は電気屋さんで働いています。
そこに毎日必ずやって来るご夫婦が今回のお話です。
ご夫婦は特に買い物をする訳ではありません。
朝一番にやって来て、夫婦二人でマッサージ機で寝ているそうです。
午前中いっぱいそこで寝て、一旦お昼を食べに出かけて、15時にマッサージ機に
戻ってきて寝て、18時にお家に帰るそうです。
決まったルーティンを過ごしているご夫婦、それはそれは素晴らしいのですが、
できたらマッサージ機を2台購入して頂いて、『ご家庭でお過ごしください』と
いう感じです。


ある日、たまたまメーカーさんがやってきました。
電気屋さんでは、自分の会社の商品を売りたいメーカーの方が、
お店の手伝いついでに、お客さんに自社の商品を売り込みにやって来たりします。
マッサージ機のメーカーさんが寝ている奥さんに気が付きました。
ぐぅぐぅ寝ている奥さんの肩をトントンと叩き、
「すみません、他のお客さんにもお試し頂きたいのでそろそろ宜しいですか?」
と、どいてもらおうと声を掛けたそうです。
その時、考えられないことが起きました。。
ぐぅぐぅ奥さん、何を考えたのか大声で叫んだそうです。
「きゃー!!!
      なんで私を触ったのよ~!!
              私は男性恐怖症なのよ~!!」と。。
あまりの大声に店内は静まりかえったそうです。
そこに、ぐぅぐぅ旦那も出てきました。
「なんで妻を触った~!!
         妻は男性恐怖症なんだぞ~!!」と。。  
……。
意味がさっぱり分かりません。。
そもそも旦那さん、あなたがソレを言いますか…?
メーカーさんもあまりの騒ぎように呆然としていたそうです。
そりゃそうだ、だって肩をトントンしただけですから。。
怖かった~とうずくまり泣きじゃくる、ぐぅぐぅ奥さん。。
責任者を呼べ~!!とガンガン暴れまくり、力の限り騒ぐ旦那殿。。
まさに地獄絵図のようだったと弟は話していました。
その後、どうにもこうにも収拾がつかなくて、店側が折れたそうです。
メーカーさんと店長がご自宅までお詫びの品を持って行きました。
ご夫婦、たいそう立派なお家に住んでいたそうです。。
……。
お金持ちの間では、電気屋でバカンスが流行っているのだろうか…?


さて、それからお騒がせご夫婦はどうしているのかと言えば。。
毎日相変わらず来ているそうです。
そして18時ピッタリに帰るそう。。
ご夫婦の事は「店の一部」だと思うことに弟はしたそうです。
……。
ぐぅぐぅご夫婦のルーティンが変わることを、心から祈っております。。

指名委員の秋ちゃんの話。

一緒に指名委員をしている秋ちゃんは、2児の女の子のママです。
看護師の仕事を週に3回位しているそうです。
秋ちゃんは感情が表に出るタイプなので、機嫌が良いか悪いかすぐ判ります。
シャキシャキしているので、さすが看護師さん!!って感じです。


そんな秋ちゃんが旦那さんと喧嘩した時のお話です。
旦那さんは社内の異動で、現場から事務職にお仕事が変わったそう。
お小言が多い上司との関係や慣れない仕事のせいでしょうか。
週末しか飲まなかったお酒を毎晩飲むようになったとのこと。
お酒をあまり飲まない秋ちゃんはキレました。
「お酒に逃げてるんじゃないわよ。
 だいたいアンタはね~」と、結構な勢いで責め立てたそうです。


お酒が入っていたからでしょうか。。
旦那さん、秋ちゃんを壁際まで押して、首まで軽く押さえてきたそうです。
秋ちゃんは「DVされた!!」と怒って、旦那さんの実家に電話をしたそうです。
……。
それは、旦那さんがいけません。
絶対に暴力はいけません!!
でも…秋ちゃんの行動も「言葉の暴力」になるんじゃなかろうか。。
責め立てて人格否定までしちゃってるしね。


秋ちゃんは姑さんに「暴力を振るわれた、注意してください!
じゃないと離婚します!」と言ったそうです。


そしたら姑さんが言いました。
「息子がそんな暴力を。
 辛い思いをさせて本当にごめんんさいね。
 ただね、あなたの行動は「暴力」に値しないのかしら。
 それが分からないなら、あなたは同じコトバや感情を息子に繰り返えし
 ぶつけてしまうと思うのね。
 それでは、息子もあなたに対して愛情を持てなくなってしまうかもしれないわ。
 お互い歩み寄りだと思うけど、あなたにも息子への接し方を変えてもらわないと、
 あなた達は合わないってことだから、今のうちに離婚した方が良いのかもし        
 れないわね。」
……。
なんだかお姑さんの言葉に少し感動してしまいました。
秋ちゃんの耳には全く届いていないようでしたが、、。


姑じゃ埒が明かないとのことで、舅に電話を替わってもらい、
舅が「今日はお互い感情的になっているから、後日息子に言う」と
言うことで、秋ちゃんの溜飲が下がったようです。


その後殆ど口を利かない状態ではあるようですが、
旦那さんのお酒は週末だけに戻ったそうです。
凄い飲むのかと思いきや、一日に缶酎ハイ350ml1本と言うので、
それ位の量なら、旦那さんの気分転換になるのであれば、
毎日飲ませてあげても良いのでは?と思ってしまいました。


なんとなく秋ちゃんの話を聞く限り、秋ちゃんがちょっと寄り添ってあげて
旦那さんの会社の話を聞いてあげたら、旦那さんも心が落ち着くんじゃないかな
と思ってしまう。
せっかくご縁があって夫婦になれたのに、なんだかもったいないなぁ。。

PTAっていう名のお仕事 その8

今年引き受けた小学校のPTAのお仕事。
本部役員を選出する指名委員をしています。
9名の役員さんでなる本部役員ですが、今年は会長を始め
皆さんお辞めになるようで、続けて下さる1名の書記さんを除いて
8名も探さないといけないという、稀にみる当たり年でした。
指名委員メンバーに年女はいないのに、おかしいなぁ。。


例年通り指名委員が動き出したのが秋になりますが、今のところ会長、
副会長2名、書記1名以外は決まりました。
その後はぜんぜ~ん決まらないです。
まぁ、残った役職が予想通りな展開過ぎて痛くも痒くもないのですが。


ただ、小学校側と本部役員側が、協力的ではないので困り者です。
うちの小学校は、保護者はいつ役員をしたいか記入する、
「Pカード」を毎年学校に提出する決まりになっています。
それを本部役員が管理しているのですが、決して見せてくれません。
役員を来年度希望している人が判れば、その方たちに電話をすることが出来ます。
「学級委員や広報も楽しいですけど、本部は興味ないですか?」って聞けるのに。
「あら、それもいいかも!」って言ってくれる人が「稀」にいるかもしれないのに。
見せて下さいで断れ、少しでも情報をくださいでも断れて、イヤになります。
どうしてダメなのか本部のお局の副会長に理由を聞いたら、


「誰が来年の委員をやりたいかとか教えたら、あなた達電話するでしょ?
 本部やりたくないのに電話掛かってきても、相手が困るでしょ?
 なんで役員やりたいの指名委員が知ってるの?さては本部がバラした!?
 ってなるじゃない。あなた達に教えることは悪いけど無理ね!」とのこと。。
……。
おい、副会長。。
本部役員が決まらなくて良いのか?
そんな態度なら、決まらなかったらもう一年アンタがやれやぁ!!
「Pカード」があれば無駄な電話をしなくて良いのに。。
学校側は「その件は知りません、存じません」の一点張りだし。。
これだからお役所仕事は融通がきかなくてイヤなんだよ。
もう知らん!!