害獣駆除の松本さん その2
松本さんの活躍により、無事点検が終わりました。
パパイヤ体形だからか分かりませんが、もの凄く汗を掻いていたので、
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
多少お値段が張ったとしたって、構わない…。
松本さんが頑張ってくれたのだから!
図々しくも居候していたアイツをやっつけてやって下さい!!
わたしがそんな気持ちでいっぱいの中、松本さんが口を開きました。
「なんか、凄く言いづらいんですけどね。
端的に言っちゃうと、特に何も居ません。
フンも無ければ、足跡すら無いんですよね。。」
……。
えっ…?
めちゃくちゃ足音してたんですけど。。
居ないんですか?
「う~ん。
もしかすると、コウモリとかがチラッといたのかも。
でも、本当に形跡も無いし、匂いもないんですよ。
結論から言ってしまうと、何もしなくて良いかなって感じです。」
その後松本さんは、家の外の害獣が侵入できそうな経路を確認してくれました。
害獣を寄せ付けないためのアドバイスもしてくれました。
私と旦那はただただペコペコ感謝をし、松本さんを見送りました。
何も居なかったのは喜ばしいことだけど、いったい何だったんだろう。
チラッと寄って人間を惑わせるなんて、質の悪い害獣だな。
でも、帰ってくれただけ有難いのかも。
その後、足音は一度も聞いていません。
対策方法まで教えてもらったのに、何のお礼も出来ず申し訳ない。
本物の害獣が居座った時には、松本さんにお世話になろう。
月日さえ流れれば、優しい松本さんだもの。
ミシミシ音を立てずとも、きっと天袋に入れるはず。
何にしてもありがとう、松本さん。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。